【別れの曲】さよならの歌。涙のお別れソング
卒業や転勤や退職、夢をかなえるため、そして失恋など、人生は節目ごとにさまざまな別れが訪れるものです。
新たな道へ進むための別れとはいえ、頭ではわかっていても今の環境から離れることは寂しさやつらさを感じさせますよね。
また反対に、新たな旅立ちを見送るのもつらいものです。
この記事では、そんな友人関係、恋愛、卒業など人生におけるさまざまな別れのシチュエーション、テーマにした曲を紹介します。
新たな道への不安や別れのつらさを乗り越え、新しい力に変える勇気をくれる名曲を厳選しました。
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【別れの曲】さよならの歌。涙のお別れソング
ことほぎTele
谷口喜多朗のソロプロジェクトであるTele。
彼が別れをテーマに書き下ろしたのが『ことほぎ』です。
タイトルの「ことほぎ」は本来祝いの言葉を述べるという意味の言葉で、その歌詞は別れを迎えたカップルを祝福するという内容に仕上がっています。
皮肉とも背中を押しているともとれるメッセージに注目して聴いてみてください。
ちなみにこのタイトルはiPhoneで漢字変換した際に「呪言」となることから付けられたそうです。
(山本)
さくら(二〇一九)森山直太朗
2003年のリリース以来、定番の卒業ソングとして親しまれ、合唱曲に選ばれることも多いこの曲。
2019年にはドラマ『同期のサクラ』の主題歌としてアレンジされたバージョンもリリースされましたよね。
旅立ちを桜の美しさとともに歌ったこの曲は、仲間を見送り「いつか成長してまた会おうね」という応援のメッセージが込められた歌詞が心に染みます。
卒業はもちろん、同僚や上司の転勤の際など、新たな門出のシーンにはピッタリ当てはまる1曲です。
(羽根佳祐)
涙空GReeeeN
2008年にGReeeeNが発表した『涙空』という曲です。
PVの内容も卒業式をテーマとしていて、中学校の卒業式が描かれています。
歌詞も、これから新しい世界へと旅立つ人に向けた歌詞になっています。
ラストのサビで転調していく部分がなんとなくうるっときます。
ソラニンASIAN KUNG-FU GENERATION
マンガが原作の映画『ソラニン』の主題歌となり、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの楽曲の中でも大変人気の高い曲。
ミドルテンポの軽快なギターロックに、映画のストーリーにちなんだ別れが描かれた歌詞が乗せられた心を動かされるんですよね。
映画のストーリーにちなんだ歌詞、と言いましたが、作詞は原作マンガの作者である浅野いにおさんによるもので、それを元にバンドで曲を付ける形で制作されました。
楽曲が後半に進行していくにつれてどんどん感情が高まっていく様子はグッと来るものがあります。
(羽根佳祐)
夢をみせてCö shu Nie
別れのタイミングで感じる強い後悔の思い、幸せな思い出を振り返ることで苦しみが強くなる様子が描かれた、Cö shu Nieによる楽曲です。
ピアノの音色も取り入れられた浮遊感のある静かなサウンドも、不安定な心や苦しみを強調しているように感じられますね。
歌詞の中には別れが目前に迫っている状況で、今だけは幸せな状況をかみしめていたいという、悲しい思いが描かれています。
幸せだった思い出を振り返るほど、別れの苦しみが強くなっていく状況が全体を通して表現されています。
(河童巻き)
桜の木になろうAKB48
AKB48のファンじゃなくても涙する別れの曲ではないでしょうか。
卒業式で歌う学校も多いと聞きます。
桜の木をモチーフに、旅立つ人が迷ってもずっとここでキミを見守っていると語りかけてくれる歌詞は優しいです。
この優しさはどの世代の人にも通じると思います。
作詞家、秋元康さんの腕が光るさよならソングの金字塔です。
(瀧乃涙pin句)