【別れの曲】さよならの歌。涙のお別れソング
卒業や転勤や退職、夢をかなえるため、そして失恋など、人生は節目ごとにさまざまな別れが訪れるものです。
新たな道へ進むための別れとはいえ、頭ではわかっていても今の環境から離れることは寂しさやつらさを感じさせますよね。
また反対に、新たな旅立ちを見送るのもつらいものです。
この記事では、そんな友人関係、恋愛、卒業など人生におけるさまざまな別れのシチュエーション、テーマにした曲を紹介します。
新たな道への不安や別れのつらさを乗り越え、新しい力に変える勇気をくれる名曲を厳選しました。
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【別れの曲】さよならの歌。涙のお別れソング
さよならなんて云えないよ小沢健二
90年代に王子様キャラで「オザケン」として大人気だった小沢健二さん。
世界的指揮者、小澤征爾さんのおいであることや、東大文学部卒というその学歴、またちょっと変わった?言動なども相まって、世間からとても注目されていました。
この楽曲『さよならなんて云えないよ』は、とても繊細な心を描写した名曲です。
もしかしたら男女に限ったことではないのかもしれませんが、この楽曲を聴くたびに、別れというのはこういうものなのではないかな、と思わされてしまいます。
So many starsE-girls
LDHに所属する女性グループを中心に構成され、2020年に惜しまれつつも解散してしまったダンス&ボーカルグループ、E-girls。
ベストアルバム『E-girls』に新曲として収録された『So many stars』は、ゆったりとしたシャッフルビートに乗せた繊細なアンサンブルが心地いいミディアムバラードです。
感謝や未来を描いた歌詞のストーリーは、グループの最後を飾るにふさわしいメッセージですよね。
前向きな別れの言葉がエモーショナルな、別れの悲しみや寂しさを和らげてくれるナンバーです。
(星野貴史)
4号線KOTORI
感情たっぷりで歌われるこの曲は、ロックバンドKOTORIの人気曲。
歌詞では夏の終わりが描かれていますが、卒業や就職などで地元やこれまで過ごした仲間と離れる次式である春にピッタリな1曲。
「離ればなれになっても絶対にまた会おうな!!」という絆が感じられる1曲。
ロックバンドが好きな方なら、別れのシーンでこの曲を聴けば涙してしまうのではないでしょうか?
タイトルになっている『4号線』とは、彼らの出身地でもある越谷にも通っている国道4号線のことであり、そうしたノンフィクションな内容が盛り込まれている分、私たちリスナーの心にもよりリアルにこの曲に込められたメッセージが届きますね。
(羽根佳祐)
希望の道サンボマスター
希望に満ちた旅立ちもあれば不安がいっぱいの旅立ちもあります。
そんないろんな旅立ちを控えている人にオススメの一曲です。
サンボマスターの曲はいつも勇気を与えてくれますね。
「キミならきっと大丈夫だ、できないことなんてキミには何もない」と静かに語りかけてくれるサンボマスターもすてきです。
いつものシャウトはだいぶおさえられています。
旅立ちの朝にぜひ聴きたいですね。
(瀧乃涙pin句)
サクラ咲け嵐
別れをへて、新たな場所で頑張る方に贈りたいのが、嵐の代表曲であるこの曲!
「桜が咲く」って、文字通り桜の花が咲くということだけではなく、受験が成功することを意味するように、なにか挑戦したことがうまくいくことを示しています。
そうした前向きな気持ちが歌詞の中にもたくさん込められているんですよね。
そして、新たな場所で走り出す前には、きっと今の環境や仲間たちとの別れがあるものです。
この曲では、「別れをへてもこれまでの絆は消えることはないから前を向いて走り続けろ!」という心強いメッセージが込められています。
(羽根佳祐)
サヨナラ花束藤巻亮太
『粉雪』や『3月9日』のヒットで知られるレミオロメンのフロントマンをつとめたシンガーソングライターの藤巻亮太さん。
この曲『サヨナラ花束』は桜の季節に訪れた別れを歌った1曲で、2023年にリリースされたアルバム『Sunshine』に収録されています。
別れを歌っていますがどこかに吹っ切れたようなさわやかさも感じられますよね。
別れのつらさもあるけれどもそれをきっかけにまた新たに始まる、巡ってくる季節や人とのつながりが歌われています。
(うたたね)